各種試験サービス

太陽電池

JETは、二次基準太陽電池セル・モジュールの校正、太陽電池モジュールの出力測定、セルの出力測定等を実施しています。

二次基準太陽電池セル・モジュールの校正

JIS C 8904-2(2011)およびIEC60904-2Ed.3.0(2015)に準拠した校正を実施し、校正証明書を発行いたします。

1.校正可能な二次基準太陽電池セル・モジュールについて
1-1二次基準太陽電池セル
  • JIS C 8904-2(2011)に規定のもので、かつ、安定性が確認されたもの。
  • 構造は、旧JIS C 8911(二次基準結晶系太陽電池セル)又は旧JIS C 8931(二次基準アモルファス太陽電池セル)に規定の推奨構造並びに世界太陽電池スケール(WPVS)推奨構造を満足するパッケージ化されたものであり、国立研究開発法人産業技術総合研究所が推奨する構造(コニカミノルタ製基準セルを含む)であること。
  • 測定台に置いた際に、がたつきがないように二次基準太陽電池セルの裏面の平坦性を確保してください。
  • 測定の際は、セルの温度を一定制御(25℃)する必要があります。
  • 熱電対はT 型(銅、コンスタンタン線)を用いて、取り出し線部はコネクタ(大型タイプ)を取り付けて下さい。
  • 本体に固有識別番号を表示したラベルを貼って下さい。また、白金抵抗体の場合は4線式で、LEMOコネクタを添付して下さい。
  • 発電部のサイズは、原則、2cm 角以内として下さい。ただし、単一セル(複数個のセルから構成されない)であれば、それ以上のサイズでも校正可能な場合もございますのでご相談下さい。なお、測定装置の都合で、短絡電流値が10mA 以上となるようセル面積を調整してください。
  • 擬似アモルファスセル等の結晶シリコンセルに光学フィルタを併用する場合は、光学フィルタはパッケージに固定する形態とし、固定治具には極力反射を抑えた材料のものを使用して下さい。
  • 測定前に、電気出力の安定化は行いませんので、お客様自身で光照射等による安定化処理を施し、十分安定させた状態で提出してください。
図 基準セルパッケージの例
1-2二次基準太陽電池モジュール
  • 構成するセルは単結晶シリコン又は多結晶シリコンであること。
  • モジュールサイズは1.8×1.4m以下
  • 構成セルの短絡電流及びF.F.のばらつきが±1%以内であること。
  • バイパスダイオードがついていないこと。光学特性が安定していること。
2.校正方法について
  • JIS C 8904-2(2011)およびIEC60904-2Ed.3.0(2015)をベースにした方法を用います。
  • 校正条件:照射強度1000 W/m2、分光放射強度JISC8904-3(2011),IEC60904-3(2008)によるAM1.5G、セル温度25℃
3.提出品について
  • 二次基準太陽電池
  • 二次基準太陽電池モジュールの校正には、分光感度測定用として同一構造の1セルモジュール

太陽電池性能測定

以下の測定を実施し、測定成績書を発行しています。

1.常用参照太陽電池モジュールの出力測定
(1)測定可能な太陽電池モジュールについて
  • 単結晶及び多結晶シリコン太陽電池モジュール、アモルファスシリコン太陽電池モジュール他
  • 出力が安定しているもの。
  • モジュールサイズは、1.8m×1.4m以下のもの。ただし、1.8m×1.4mを超えるものに関しては、ご相談ください。
  • ガラス、充填材等でセルが封止された構造。
  • JETの測定架台に固定できるものとします。なお、表面は平面で、固定した際に婉曲しないよう十分に機械的強度をもたせて下さい。
  • リード線又は端子により電極(+極、-極の2 端子)を取り出し、極性を表示してください。
  • 測定品の固有識別番号を表示したラベルを貼って下さい。
  • 電流レンジ:300μA〜10A、電圧レンジ5V,50V,300V、暗電流測定が可能です。これ以外のレンジについては別途ご相談ください。
(2)測定方法について
  • JIS C 8914又はJIS C 8935、IEC60904-1 Ed.2.0(2006)に基づき、Isc、Voc、Pmax、F.F値を測定します。
  • 測定条件:照射強度1000 W/m2、分光放射強度JIS C 8904-3(2011), IEC60904-3(2008)によるAM1.5G、モジュール温度25℃
(3)提出品について
  • 太陽電池モジュール
  • 第三者試験機関の分光感度測定結果 又は 分光感度特性測定用の太陽電池セル(別途有償にて測定いたします)
  • 出力ケーブルのコネクタ(1セット)
2.セルの出力測定
(1)対応できる太陽電池セルについて
  • 単結晶及び多結晶シリコン太陽電池セル(ベアセル)等
  • セルサイズは5mm角から20p角です。
  • インターコネクタと接続する電極材の本数は4本までです。
  • インターコネクタと接続する電極材の最小の太さは、0.8mmです。
  • 裏面の電極材との接触は、全面接触となります。
  • 両面受光型太陽電池セルも対応可能です。
  • 各種太陽電池(有機薄膜,化合物,ペロブスカイト)についても測定が可能です。
図 セル取り付け治具
(2)測定方法について
  • JISC8913、IEC60904-1に基づき、Isc、Voc、Pmax、F.F値を測定します。
  • 測定条件:照射強度1000 W/m2、分光放射強度JIS C 8904-3(2011), IEC60904-3(2008)によるAM1.5G、セル温度25℃
(3)提出品について
  • 太陽電池セル
3.セルの分光感度特性の測定
(1)対応できる太陽電池セル等について
  • 旧JIS C 8911(二次基準結晶系太陽電池セル)又は旧JIS C 8931(二次基準アモルファス太陽電池セル)に規定の推奨構造又は世界太陽電池スケール(WPVS)推奨構造を満足するパッケージ化されたもの。
  • 1セルモジュール(モジュールと同等の(例えば、ガラス/充填材/セル/裏面材)構造として下さい。)
  • ステージに設置した際にがたつかないよう、裏面の平坦性を確保して下さい。リード線により電極(+極、-極の2 端子)を取り出した構造として下さい。太陽電池セルにおいては事前に光照射による安定化処理を施し、十分安定させた状態として下さい。
図 分光感度測定用1セルモジュールの例
(2)測定方法について
  • JIS C 8915又はJIS C 8936、IEC60904-8Ed3.0(2014)
(3)提出品について
  • 太陽電池セル/ラミネートされた1セルモジュール
4.変換効率測定
  • モジュール出力測定、セル出力測定に加え面積測定を行い変換効率を算出します。

お見積について

手数料表により、手数料を公開しております。原則、見積書は発行しておりませんがご希望の際はご相談ください。

申し込み及び測定期間について

校正・測定は、お申し込みされた順番に行います。

また、標準的な校正・測定期間は、JETへの測定品の搬入日より校正・測定を開始し約2週間となります。

ご依頼から証明書/成績書発行までの流れ

校正・測定簡易フロー
  • JET まで申込書類の記載内容をご確認の上、申込書類をJET宛に送付してください。

    申込書類送付先

    〒230-0004 神奈川県横浜市鶴見区元宮1-12-28
    一般財団法人電気安全環境研究所 電力技術試験所
    太陽電池校正・測定担当 宛
    なお、封筒に赤字で「太陽電池校正・測定申込書在中」と記載してください。また、申込書類は、提出品が用意できた状態になってからご提出をお願い致します。

測定内容について

分光放射照度測定装置、定常光型ソーラシュミレータ、分光感度測定装置

お申込みについて

ご依頼の方法、手数料の詳細は、「太陽電池測定業務規程(お客様配布用)」等をご覧いただきますようお願いします。

書類名 ファイル形式
太陽電池測定業務規程(お客様配布用) PDF
太陽電池測定業務に係る申込書等の様式
(お客様配布用)
WORD
太陽電池測定業務手数料表 PDF

太陽電池の校正・測定の評価に関するご相談がございましたら、下記までお問い合わせ下さいますよう、お願い申し上げます。

お問い合わせ先

電力技術試験所 TEL:045-570-2073 FAX:045-570-2077 E-mail:pvm@jet.or.jp

更新日付:2016.08.08