JETは、二次基準太陽電池セルの校正、太陽電池モジュールの出力測定、セル(結晶系のベアセル)の出力測定等を実施しています。
JIS C 8904-2(IEC60904-2)に準拠した校正を実施し、校正証明書を発行いたします。
1.校正可能な二次基準太陽電池セルについて
- JIS C 8904-2に規定のもので、かつ、安定性が確認されたもの。
- 構造は、旧JIS C 8911(二次基準結晶系太陽電池セル)又は旧JIS C 8931(二次基準アモルファス太陽電池セル)に規定の推奨構造並びに世界太陽電池スケール(WPVS)推奨構造を満足するパッケージ化されたものであり、独立行政法人産業技術総合研究所が推奨する構造であること。
- 測定台に置いた際に、がたつきがないように二次基準太陽電池セルの裏面の平坦性を確保してください。
- 測定の際は、セルの温度を一定制御(25℃)する必要があります。水冷によって温度制御を行いますので、パッケージには水冷管を備え、更に、水冷ホース用のコネクタが接続できるよう、ねじ部を装着下さい。
- 熱電対はT 型(銅、コンスタンタン線)を用いて、取り出し線部はコネクタ(大型タイプ)を取り付けて下さい。
- 本体に固有識別番号を表示したラベルを貼って下さい。
- 発電部のサイズは、原則、2cm 角以内として下さい。ただし、単一セル(複数個のセルから構成されない)であれば、それ以上のサイズでも校正可能な場合もございますのでご相談下さい。なお、測定装置の都合で、短絡電流値が10mA 以上となるようセル面積を調整してください。
- 擬似アモルファスセル等の結晶シリコンセルに光学フィルタを併用する場合は、光学フィルタはパッケージに固定する形態とし、固定治具には極力反射を抑えた材料のものを使用して下さい。
- 測定前に、電気出力の安定化は行いませんので、お客様自身で光照射等による安定化処理を施し、十分安定させた状態で提出してください。
2.校正方法について
- JIS C 8904-2(IEC60904-2)をベースにした方法を用います。
- 校正条件:照射強度1.0KW/m2、分光放射強度JISC8904-3(IEC60904-3)によるAM1.5G、セル温度25℃
3.提出品について
- 二次基準太陽電池セル
- 二次基準太陽電池セルと同一構造(寸法、構造、窓材、入射角特性、分光感度特性、充填剤の有無)な一次基準太陽電池セル(なお、校正機関によって校正されたものに限ります)
(JETは、一次基準太陽電池セル(株式会社Suntech Power Japanが組み立て販売したJIS推奨型)を保有しておりますので、二次基準太陽電池セル校正時に一次基準太陽電池セルをご提出いただかなくても校正できることがありますので、ご相談ください。)
以下の測定を実施し、測定証明書を発行しています。
1.常用参照太陽電池モジュールの出力測定
(1)測定可能な太陽電池モジュールについて
- 単結晶及び多結晶シリコン太陽電池モジュール、アモルファスシリコン太陽電池モジュール、また、多接合型太陽電池モジュール及びCIGS型太陽電池モジュールは測定可能な場合もございますので、ご相談ください。
- 出力が安定しているもの。
- モジュールサイズは、1.0m×1.2m以下のもの。ただし、1.0m×1.2mを超えるものに関しては、ご相談ください。
- ガラス、充填材等でセルが封止された構造として下さい。
- JETの測定架台に固定できるものとします。なお、表面は平面で、固定した際に婉曲しないよう十分に機械的強度をもたせて下さい。
- リード線又は端子により電極(+極、-極の2 端子)を取り出し、極性を表示してください。
- 測定品の固有識別番号を表示したラベルを貼って下さい。
- 測定可能な電流・電圧範囲は、
【1】I≦2.5A及びV≦240V 、【2】I≦5A及びV≦120V、【3】I≦10A及びV≦40V
(2)測定方法について
- JISC8914又はJISC8935、IEC60904-1に基づき、Isc、Voc、Pmax、F.F値を測定します。
- 測定条件:照射強度1.0KW/m2、分光放射強度JISC8904-3(IEC60904-3)によるAM1.5G、セル温度25℃
(3)提出品について
- 太陽電池モジュール
- 基準デバイス
なお、基準デバイスをお持ちでない場合でも、JET所有の基準デバイスを使用することは可能です。この場合、JETにおいてセルの分光感度特性測定(有償)を行います。又は第三者試験機関のセルの分光感度測定結果を提出下さい。 - 出力ケーブルのコネクタ(1セット)
2.セル(結晶系のベアセル)の出力測定
(1)対応できる太陽電池セルについて
- 単結晶及び多結晶シリコン太陽電池セル(ベアセル)
- セルサイズは5、6インチです。
- インターコネクタと接続する電極材の本数は2または3本です。
- インターコネクタと接続する電極材の最小の太さは、1.5mmです。
- 裏面の電極材との接触は、全面接触となります。
(2)測定方法について
- JISC8913、IEC60904-1に基づき、Isc、Voc、Pmax、F.F値を測定します。
- 測定条件:照射強度1.0KW/m2、分光放射強度JISC8904-3(IEC60904-3)によるAM1.5G、セル温度25℃
(3)提出品について
- 太陽電池セル
- 基準デバイス
なお、基準デバイスをお持ちでない場合でも、JET所有の基準デバイスを使用することは可能です。この場合、JETにおいてセルの分光感度特性測定(有償)を行います。又は第三者試験機関のセルの分光感度測定結果を提出下さい。
3.セルの分光感度特性の測定
(1)対応できる太陽電池セル等について
- 旧JIS C 8911(二次基準結晶系太陽電池セル)又は旧JIS C 8931(二次基準アモルファス太陽電池セル)に規定の推奨構造又は世界太陽電池スケール(WPVS)推奨構造を満足するパッケージ化されたもの
- 1セルモジュール(モジュールと同等の(例えば、ガラス/充填材/セル/裏面材)構造として下さい。)(測定可能な最大サイズ20cm×20cm)
- インターコネクタが接続されたベアセル(ステージ(水平)に設置した際にがたつかないよう、裏面の平坦性を確保して下さい。リード線により電極(+極、-極の2 端子)を取り出した構造として下さい。必要なセルにおいては事前に光照射による安定化処理を施し、十分安定させた状態として下さい。なお、最大測定可能サイズは20cm×20cmです。)
(2)測定方法について
- JISC8915又はJISC8936、IEC60904-8
(3)提出品について
- 分光感度測定用の太陽電池セル
手数料表により、手数料を公開しておりますので、原則、見積書は発行しておりませんので、ご承知置き下さいますようお願い致します。
算出例については、以下の通りです。
算出例一覧(いずれも消費税抜き)
- 算出例1:
1台の二次基準太陽電池セル校正で、和文の校正証明書の場合、
450,000円×1台=450,000円 - 算出例2:
2台の太陽電池モジュール測定、分光感度特性測定1台で、和文及び英文の測定成績書の場合、
116,000円×1台+91,000円×1台+95,000円×1台+36,000円=338,000円
- 算出例3:
3台の太陽電池セル(ベアセル)の測定で、和文の測定成績書の場合、
300,000円×1台=300,000円
- 算出例4:
9台の太陽電池セル(ベアセル)の測定で、和文及び英文の測定成績書の場合、
300,000円×1セット+60,000円×4台+36,000円=576,000円 - 算出例5:
2台の太陽電池モジュール測定、分光感度特性測定1台で、和文及び英文の測定成績書の場合、
116,000円×1台+91,000円×1台+95,000円×1台+36,000円=338,000円
二次基準太陽電池セル校正・太陽電池モジュール測定は、校正品(測定品)等の準備が整った状態で、申込書類をご提出してください。校正・測定は、お申し込みされた順番に行います。
また、標準的な校正・測定期間は、JETへの測定品の搬入日より校正・測定を開始し約2週間となります。なお、校正設備の故障、申込みが集中した場合等の事情があるときは、標準的な期間を超えることがありますのでご了承の程よろしくお願い致します。また、校正を急ぐ必要がある場合、追加料金を戴き特急扱いとして受け付けられる場合もありますので、ご相談下さい。
- JET まで申込書類の記載内容をご確認の上、申込書類をJET宛に送付してください。
なお、封筒に赤字で「太陽電池セル校正・モジュール測定申込書在中」と記載してください。また、申込書類は、提出品が用意できた状態になってからご提出をお願い致します。
申込書類送付先
〒230-0004 神奈川県横浜市鶴見区元宮1-12-28
一般財団法人電気安全環境研究所 研究事業センター
太陽電池セル校正・モジュール測定担当 宛 - JETは書類到着後受付を行い、整理番号を電子メール又はFAXにてご連絡いたします。
- お客様宛に請求書を発行いたします。
- JETで入金を確認いたします。
- 校正・測定スケジュール及び校正品(測定品)の到着指定日をご連絡します。
- 校正品(測定品)が指定の日にJETまで届くように元払いで発送下さい。(書類の送付先と異なりますのでご注意ください)
- 校正品(測定品)の到着、提出品預かり書の発行
- 校正品(測定品)を確認し、校正(測定)可能と判断した場合、受付をいたします。
- 受付番号・受付日を電子メール又はFAXにてご連絡いたします。
- 校正・測定の実施
- 校正(測定)完了後、校正品(測定品)を着払いにて送付致します。
- 校正証明書・測定成績書の送付(なお、過納金や不足金がある場合は、返金手続き書やご請求書を同封いたします)
- 校正(測定)済みの提出品をお受け取りになりましたら、校正(測定)済みの提出品受領書をご記入の上、メールにPDFにて添付いただく又はFAXでJETに送付ください。
E-MAIL:pvm@jet.or.jp FAX:045-570-2077
校正品送付先
| 〒151-8545 東京都渋谷区代々木5-14-12 一般財団法人電気安全環境研究所 研究事業センター 東京分室 太陽電池セル校正・モジュール測定担当 宛 |
|---|
| TEL03-3466-5203 |
ご依頼の方法、手数料の詳細は、「太陽電池測定業務規程(お客様配布用)」等をご覧いただきますようお願いします。
| 書類名 | ファイル形式 |
|---|---|
| 太陽電池測定業務規程(お客様配布用) | |
| 太陽電池測定業務に係る申込書等の様式 (お客様配布用) |
WORD |
| 申込書(記入例) | |
| 太陽電池測定業務手数料表 |
太陽電池の校正・測定の評価に関するご相談がございましたら、お問い合わせ下さいますよう、お願い申し上げます。
お問い合わせ先
| 研究事業センター | TEL:045-570-2073 | FAX:045-570-2077 | E-mail:pvm@jet.or.jp |
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更新日付:2012.02.06
