各種試験サービス

EMC電波雑音の測定

横浜事業所内に3m法および10m法電波暗室を完備した、EMC試験センターを設置しており、電磁環境試験所認定センターのVLAC認定試験所として、2009年12月1日付けで認定を取得しています。

また、関西事業所内に3m法電波暗室を完備した、EMC試験センターを設置しており、同じくVLAC認定試験所として、2015年12月1日付けで認定を取得しています。

この試験センターでは、情報機器、AV機器、家電機器、医療機器、照明器具、車載機器等の国際・国内規格に対応したEMC試験を実施することが出来ます。

特徴

  • 最新鋭の設備
    • (株)TDKの技術の粋を駆使した、最新規格に適応する最新の設備
    • 給排水及び排気設備を完備
  • ワン・ストップ・テスティング(OST)
    • 同一敷地内に安全試験施設を有しており、安全試験とのOST
    • 国内外の適合性試験をOST
      (VCCI、FCC、EN、IEC、CISPR、電気用品安全法、KCマーク(韓国)、Eマーク等)
    • エミッション測定からイミュニティ試験の全項目をOST
  • 安心料金
    • リーズナブルな料金
    • 安全試験と同時にご依頼いただいた場合には、基本手数料をサービス
    • 低料金のサイト貸しによりご予算の節約
  • 抜群のアクセス
        横浜事業所 EMC試験センター
    • 第二京浜国道から至近のため、サンプルの搬入が容易
    • JR南武線尻手駅、京浜急行線鶴見市場駅より徒歩10〜15分
    • JR川崎駅よりタクシーで約10分(目標「市場小学校裏門の前」)
        関西事業所 関西EMC試験センター
    • 阪神高速3号線「魚崎」「摩耶」ランプより六甲大橋を経て約15分
    • 阪神高速5号線「六甲アイランド北」ランプより約5分
    • 六甲ライナー、アイランド北口駅下車 徒歩10〜15分

測定可能範囲

  • エミッション測定
    雑音電界強度測定、雑音電力測定、雑音端子電圧測定、放射電磁妨害測定、高調波電流測定、電圧変動・フリッカ測定、磁界強度測定、電磁波測定、広帯域性放射妨害波測定、狭帯域性放射妨害波測定、電圧トランジェット測定
  • イミュニティ試験
    放射電磁界イミュニティ試験、静電気放電イミュニティ試験、EFT/バーストイミュニティ試験、サージイミュニティ試験、電圧ディップ/瞬停/電圧変動イミュニティ試験、伝導妨害イミュニティ試験、電力周波数磁界イミュニティ試験、アブソーバラインドチャンバ試験、BCI試験

設備の概要

横浜事業所 EMC試験センター

【電波暗室】 [3m法電波暗室] [10m法電波暗室] [イミュニティ
試験用暗室]
有効寸法 L×W×H(m) 8.1×5.1×5.25 17.0×11.0×7.6 7.0×3.0×3.0
扉寸法 W×H(m) 1.2×2.0 3.14×3.41 1.2×2.0
測定距離 (m) 3.0 3.0及び10.0 3.0
回転台 直径(m) 2.0 3.0 1.2
許容荷重 (kg) 500 3,000 250
電源容量 (kVA) 4.0(単相) 12.0(単相/三相) 2.0(単相)
【シールド室】 [シールド室A] [シールド室B] [シールド室C]
有効寸法 L×W×H(m) 8.0×4.0×4.1 10.0×5.0×3.1 5.8×4.6×2.7
扉 寸法 W×H(m) 2.0×3.0 3.0×2.5 1.0×2.0
電源容量 (kVA) 17.0(単相/三相) 17.0(単相/三相) 4.0(単相)


関西事業所 関西EMC試験センター

【電波暗室】 [3m法電波暗室]
有効寸法 L×W×H(m) 9.01×6.0×5.2
扉寸法 W×H(m) 1.99×2.39
測定距離 (m) 3.0
回転台 直径(m) 2.0
許容荷重 (kg) 500
電源容量 (kVA) 4.5(単相)
【シールド室】 [シールド室1A]
有効寸法 L×W×H(m) 10.0×5.0×2.7
扉 寸法 W×H(m) 1.99×2.39
電源容量 (kVA) 12.0(単相/三相)

車載機器のEMC試験について

家電製品、情報機器などEMC試験の要求がすでに一般化しておりますが、自動車に搭載される機器においても国内法制化の流れによりEMC試験の要求が高まっております。JETはこの流れに対処すべく車載機器に係わるEMC試験のサービスをご提供いたします。

この試験は自動車に搭載される電気電子部品に対するEMC要求となり、自動車EMC指令 72/245/EECにおける試験法2004/104/EC(eマーク) 及びECE-R10.03(Eマーク)に対応した試験が可能です。

なお、内燃機関から発生する妨害電波の測定に関するCISPR12については従前より試験サービスの提供が可能となっておりますので、ご利用をお待ちしております。

測定並びに試験の相談はiNARTE認定EMC技術者が対応致します。
また、アフターマーケット車載機器用のCE認証試験(EN 50498)も可能です。
カーメーカ独自規格もご相談下さい。

車載機器の規格要求の一例
試験項目 規格番号 仕様
放射EMI試験 CIPSR 25 Ed.2狭帯域,広帯域 周波数帯域:30MHz-1000MHz
Ed.3 周波数帯域:150kHz-2500MHz
過渡電圧トランジェントEMI試験 ISO 7637 ISO 7637 高速パルス、低速パルス 自動測定可能
過渡電圧トランジェントEMS試験 ISO 7637 印加Pulse:1、2a、2b、3a、3b、4 及び5a、5b
放射EMS試験 ISO 11452-2 周波数帯域:200MHz-2000MHz 印加レベル:30V/m
BCI試験 ISO 11452-4 周波数帯域:20MHz-400MHz 印加レベル:60mA

※上記の規格要求はJETで測定・試験可能である最大レベルとは異なります。独自規格等の試験についてはご相談下さい。

自動車が発生する様々な電気パルス現象を模擬した波形を印加するためのパルス発生器
図
車載機器の測定に用いられる「放射ノイズ測定の規格(CISPR25)」の測定セットアップの一例
図

お申込みについて

書類名 ファイル形式
申込書 和文 (記載方法) WORD PDF
英文 WORD PDF
書類名 ファイル形式
EMC依頼試験依頼書別紙(和文のみ) WORD PDF
立ち会い試験申込書別紙(和文のみ) WORD PDF

必要事項を記載した書類をご郵送頂くか、または、PDFファイルにして電子メールでお送り下さい。

お知らせご捺印(又は署名)が不要となる書類一覧

ご捺印(又は署名)が不要となる書類は以下の通りです。

  • 試験依頼書

更新日付:2023.09.26