JETリユース電池認証とは
電気自動車(EV)などに搭載されていた使用済みの移動体用蓄電池を、住宅や事業所向けの定置用蓄電システム(BESS:Battery Energy Storage System)などに再利用(リユース)する際には、使用する電池の安全性を十分に確認することが重要です。
「JETリユース電池認証」は、こうしたリユース電池について、安全性確認に関する必要な評価を実施し、基準に適合した電池モジュールに対して認証マークを付与する制度です。
BESSを製造・構築する事業者は、JETリユース電池認証マークの表示により、使用するリユース電池の安全性を客観的に証明することができます。
また、低圧BESSのS-JET認証や系統連系保護装置に関する認証など、JETが提供する各種認証制度においても、本認証マークが表示されたリユース電池は、未使用蓄電池と同様に、上記の各JET認証スキームにご利用頂けます。
認証取得の主な要件
JETリユース電池認証を取得するには、以下の要件を満たしている必要があります。
- 選別されたすべてのリユース電池に対し、JETが認める電池劣化解析(非破壊診断方法※)などを実施し、安全性が確保された劣化基準の範囲内で、リユース電池の選別がなされていること。
- リユース電池が、JIS C 8715-2(定置用リチウム蓄電池の安全規格)に適合していること。
- 最も劣化基準に近いリユース電池が、JIS C 8715-2に定められた「類焼試験」に適合しており、仮にセルが発火した場合でも、他のセルへの延焼が起きず、システム全体が発火しないことが確認されていること。
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充電曲線解析法(Charging Curve Analysis,CCA)等の国際規格 IEC62933-5- 3:2023に記載の方法。
参照:発明推進協会公開技報公技番号2018-500933「安全性診断機能付き蓄電システム」
認証マーク
認証を取得したリユース電池には、JETリユース電池認証マークを付与することができます。
マークの種類は、元の電池が未使用蓄電池としての部品認証を取得しているかどうかによって異なります。
| JETリユース電池認証マークA | JETリユース電池認証マークB |
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部品認証を取得している場合 |
それぞれの認証マークの仕様および活用方法については、下記の「認証の手引き」よりご確認いただけます。
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