若手職員のインタビューから仕事についてご紹介します。
職員ひとりひとりが、責任感と行動力を持って、電気の安心・安全に取り組んでいます。
太陽電池モジュールの認証業務を担当しています。太陽電池の試験は、性能を見る試験と安全性を見る試験の二つに大きく分かれます。具体的には、光を照射した際の出力を測定するIV測定、内部と外郭との絶縁性を確認する絶縁試験、疑似太陽光を照射した際の各部の温度を測定する温度試験、本体を炎に当てて安全性をチェックする火災試験などがあります。試験結果は成績書にまとめてメーカーに提出。火災試験のような大規模なものは遠方の特別な試験場を手配して行います。
JETには研究室の先輩が入所していたんです。そんな経緯もあり、学生時代からJETのことは身近に感じていました。就職先として興味を持つようになったのは、会社説明会に参加したことがきっかけでした。実際に検査を行っている現場を見学して、さまざまなメーカーの製品に関われるJETの魅力を実感。常に新しいものに触れられる職場は、刺激に溢れいつも新鮮な気持ちで仕事に向き合える。そう感じて入所を決意しました。
私のグループでは1年目の職員にも重要な仕事を任せてくれるんです。最近では山口県の試験所に出張して、火災試験を実施しました。以前に上司に同行して試験を経験しているので、大体の流れは理解していましたが、自分が主担当になるのは初めての経験。同期と二人で試験所の手配から製品の搬入、全体のスケジュール管理まで全てを取り仕切りました。責任ある仕事を担当することで、自分も確実に成長できます。大変ではありますが、その分、やりがいも大きいですね。
電力技術試験所では、太陽電池をはじめこれからの分野にいち早く携わることができます。今後はLEDの試験にも挑戦したいですね。就職活動では、大学で学んだことや研究成果を自分の強みとしてしっかりアピールすることが大切です。その際は、専門用語をできるだけ用いずに、知識がない人が聞いても理解できるように噛み砕いて説明することを心がけてください。自分自身もそうした"伝える"スキルが今も役立っていることを実感しています。