香港エネルギー効率ラベリング制度に関する法令への対応について(2009.11.13)
〜JETの試験成績書が香港機電工程署(EMSD)で活用可能に〜

香港において、2008年5月9日に制定されたエネルギー効率（製品ラベリング）法令について、18ヶ月の猶予期間が経過し、2009年11月9日より施行されました。これにより、同法令で規定されたルームエアコンについて、「エネルギーラベル」の表示が強制になりました。

今まで同法令の猶予期間中であったため、メーカーの皆様が日本から香港に当該製品を輸出する際には、自社データにて対応されていたものと思われますが、強制化に伴い、製品エネルギーラベル実施規則で規定する要件を満たす試験所の成績書が必要となります。

JET関西事業所では、平成13年にルームエアコンの能力測定試験設備を導入以降、測定試験を実施してまいりました。
この度、ILAC/MRAに署名している公的な試験所認定機関であるIA Japan（独立行政法人 製品評価技術基盤機構　認定センター）より、平成21(2009)年10月29日にルームエアコンの能力試験に関する国際規格であるISO 5151：Non-ducted air conditioners and heat pumps-Testing and for performanceについて、試験所として認定されました。

これによりJETは、香港機電工程署(EMSD)の試験成績書受け入れ条件を満足する試験所となりましたので、JETが発行するILAC/MRAロゴ付きの試験成績書を、エネルギー効率ラベリング制度対象品である「ルームエアコン」の能力試験のデータとしてEMSDで活用が可能となりました。香港向けに輸出される場合には、時間短縮、コストダウンにも繋がり、スムーズな輸出が行えますので、是非JETをご利用ください。

詳細につきましては、JET関西事業所 冷機・電子応用グループまでお問い合わせください。