JETPVm認証における試験基準の変更のお知らせ
太陽電池モジュール認証(JETPVm認証)サービスにおける〈性能+安全性〉認証の開始(製品試験規格の変更について)JETは、性能、信頼性の確保された太陽電池モジュールの普及により、ユーザーの方に安心してご購入、安心してご使用いただける環境をご提供するため、太陽電池モジュール認証(JETPVm認証)サービスを2003年4月から運営しており、既に13社1032モデル(2006年8月末現在)の認証をいたしました。
さて、JETPVm認証は、関係各位のご協力を得、製品試験の基準に新たに「安全性」を追加し、「性能+安全性」認証として、本格的な製品認証の形態にて次の通り運用を開始することと致しました。
1.開始日
2006年10月1日より
2.新認証ラベル
〈性能+安全性〉認証ラベル
(現行の認証ラベル)
認証ラベルは5種類あり、マークの下には、「25」、「50」、「75」、「125」、「数値なし」の数値によって太陽電池モジュールの出力上限値を表しています。「数値なし」は、125Wを超えることを表します。
3.製品試験規格
【現行(性能認証)】
結晶シリコン太陽電池(PV)モジュール
- JISC8990(2004年)(IEC61215 Ed.1 1993年)
(地上設置の結晶シリコン太陽電池(PV)モジュール-設計適格性確認及び形式認証のための要求事項)なお、この規格は、〈性能〉認証をご希望される場合のみとさせていただきます。又は
- IEC61215 Ed.2 (2005年)
(Crystalline silicon terrestrial photovoltaic (PV) modules - Design qualification and type approval)
薄膜太陽電池(PV)モジュール
- JISC8991(2004年)(IEC61646 Ed.1 1996年)
(地上設置の薄膜太陽電池(PV)モジュール-設計適格性確認及び形式認証のための要求事項)
【変更後】
現行の製品試験規格(性能)に次の安全性試験規格を追加いたします。- 現行の製品試験規格(性能)に次の安全性試験規格を追加いたします。
- TSC8992-1(2006年)(IEC61730-1 Ed.1 2004年)
(太陽電池(PV)モジュールの安全性適合認定-第1部:構造に対する要求事項)及び
- TSC8992-2(2006年)(IEC61730-2 Ed.1 2004年)
(太陽電池(PV)モジュールの安全性適合認定-第2部:試験に関する要求事項)
4.移行措置について
- 既に認証を取得しているモデルは、現認証の期限まで有効といたします。
- 現行の製品試験基準(性能のみ)による認証をご希望される場合は、2008年3月末まで受付けいたします。
- 現行の製品試験基準を適用して認証されたモデルの有効期限は、認証登録後3年間となりますが、2011年3月末を超えるものにあっては2011年3月末までといたします。
(認証取得までの流れ図)
お問い合わせ先
(財)電気安全環境研究所(JET) 研究部 JETPVm認証準備G 井上 | ||
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TEL:03-3466-5126 | E-mail:pvm@jet.or.jp |