JET 一般財団法人 電気安全環境研究所

新試験基準による太陽電池モジュール認証(JETPVm認証)の受付開始について(2017.10.23)

平成28(2016)年に改訂された太陽電池モジュール認証試験基準規格IEC61215及び61730シリーズでのJETPVm認証の申込受付を開始します。
この新試験基準でのJETPVm認証から下記の変更が採用されます。

主な変更点

  • 新試験基準による認証では、既存の認証モデルの名称や型名を変更してモデルを追加する場合、追加モデルとして認証申込書を提出して頂き、既に発行されている認証書付属書にこの追加モデルが追記され、新たな認証書と認証書付属書が発行される方法に変わります。
  • 工場調査は旧試験基準でのJETPVm認証と同様に実施しますが、新試験基準では工場調査時に確認する部品が追加されたことや適用規格の新旧版を区別するために所定の様式への記入方法等が変更されます。
  • 新試験基準では太陽電池モジュールに使用される端子ボックス、コネクタ、バックシート、ケーブルが個々の部品試験規格に適合することが要求されます。弊所ではこれらの部品類の認証サービスも同時に開始します(当面新試験基準対応は、端子ボックスと、コネクタのみ業務開始。バックシート、ケーブルは、各部品類の規格が改正され次第対応予定)。他機関の部品認証品は新試験基準での運用開始後2年間は受け入れますが、以降は弊所部品認証への適合又はMOU締結機関の認証書及び試験成績書の確認後に受入可能となります。部品認証を取得されていない部品は申込毎に弊所にて試験を実施し適合性を確認します。
  • 太陽電池モジュール上の安全に関する表示や取扱説明書等の文書は、設置される国の公用語で記載しなければならなくなります。JETPVm認証は主に国内での設置を想定しているため日本語もしくは日本語併記での記載が必要です。

また、新試験基準でのJETPVm認証では、認証の有効期限等が見直されていますが、本件に関する詳細は別途お問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

電力技術試験所 太陽電池測定・認証グループ
TEL:045-570-2073 FAX:045-570-2077 E-mail:pvm@jet.or.jp
閉じる