JET 一般財団法人 電気安全環境研究所

ISO9001:2000年版への移行審査が完了いたしました。

ISO登録センター 品質認証室

2003年12月14日を移行期限といたします、お客様のISO9001:2000年版への切り替えが、このたび無事完了いたしました。お客様のご協力と常日頃のご厚意重ねて御礼申し上げます。
さてJET品質認証室は、品質マネジメントシステムの審査登録業務におきまして、お客様からより高い評価と信頼を得られますよう、日々継続的改善を重ねております。今後、より一層お客様のご期待にお応えいたしたく、具体的には以下の審査方針、審査内容により、お客様の事業繁栄に役立つ審査活動を実践してまいります。

1)審査方針

JET品質認証室は、お客様の品質マネジメントシステムの改善すべき点と伸ばしていくべき点を、審査活動をとおして的確に洗い出し、お客様の事業繁栄に貢献いたします。具体的には以下のような内容で審査を実施しておりますので、お客様には十分ご満足戴けると存じます。

  • 品質マネジメントシステム8原則を考慮し、適合性のみならず有効性を重視した審査を実践いたします
  • お客様の特徴を活かした多種多様のQMSに柔軟に対応し、審査いたします
  • 認定分野それぞれにエキスパートを配置し、より専門的に深い審査を実践いたします

2)付加価値審査の提供

  • 高い倫理観と情熱、力量を有する審査員により、当然のことながら、お客様から頂戴する審査料金を上回る高付加価値の審査サービスを以下の内容で提供いたします。
    • QMSの適合性の観点では厳格に、但し十分な事実関係・証拠の調査・確認により判断いたします。さらにQMSの急所を文書・記録と共に現場・現物での実行状況を重点に迅速・効率的・体系的に調査・確認いたします。
    • 8原則それぞれについて関連性の強いISO9001:2000年版規格要求事項を整理、評価コメントし、特にa)顧客重視やf)継続的改善についてはサーベイランスを重ねながら、QMSや品質関連パフォーマンスの時系列的な変化にも着目して評価し、お客様の的を得たアクションにつなげていただきます。
    • QMSの有効性の観点では、組織のプロセスを深く理解し、お客様独特のQMSをより的確に精査させていただくため、詳細な個別審査チェックシートを事前に作成し入念な事前準備をいたします。その上で、現地審査では現場の実際の活動状況の審査時間をできるだけ多くとり、QMSの急所を迅速に調査・確認させていただきます。このことにより、お客様自らでは気がつきにくいQMS上の欠陥や弱点を発見すると共に、メリハリのある効果的なQMSに成熟させていくため にも伸ばしていくべき長所・優位点(ストロングポイント)についても有益な評価コメントを提供させていただきます。
    • 認定分野それぞれにNACEコード第4レベル(経済活動分類最小単位)での実務経験・専門知識を有する審査員・技術専門家を配置し、ベンチマーキングの視点も取り入れたより専門的に深い審査を実践いたします。
  • お客様の創意工夫と上記の付加価値審査の相乗効果により、以下のような具体的効果が期待されます
    • 日常的に発生していた潜在的不適合を顕在化かつ共有化させ,真因の究明と抜本的かつ妥当な是正予防対策が講じることができます。
      • ミスを100%防止するハード対策は、技術上・コスト面から不可能であり、予防システム(ソフト)をISO9001に沿って構築・運用することによりミスの確率が限りなく小さくできます。
      • ミス発生のメカニズムをプロセス・サブプロセス・サブサブプロセス・・・と追っていくことによりクリティカルポイントが明確になります。更に原因を既知のミスと予見できなかった偶発的ミスとに分類した上で、各々予防処置をとることにより的確かつ経済的な対応が可能となります。
      • 深層原因が何かをとことん追求する過程を重要視することにより人間が鍛えぬかれ、最適な教育訓練となります。また、ヒューマンエラーの撲滅がいかに困難かを全員が強く認識することにより最低限必要で有効なフールプルーフ対策が絞られてきます
    • 顧客満足度の調査方法・情報源を徹底追求し、これをフィードバックすることによりPDCAがスパイラルアップしていくための原点となる効果的な品質目標を設定できます。
    • 第三者審査スキルを体現することにより内部監査の内容を大きくレベルアップできます。更に構成員全員が内部監査員の知識・スキルを身につけ6シグマのステージに近づけます。
    • 高齢化・リタイアしていく熟練技能者のノウハウを基本動作だけでなく詳細マニュアル化・体系化することにより、従来消失していた技術・技能を適切に伝承できます。
    • 現場で日常的に使用する手順書・指示書は見なくても確実に行動できるまで教育・訓練を重ね、かつ高頻度のレビューにより文書と行動との不一致を解消できます。
    • イントラネットで全ての部署の業務規程・手順書を体系的に共有化することにより相互の理解が深まり、部門間・プロセス間のつなぎで発生する不具合が大幅に減少できます。

3)お客様の業種別登録件数と今後のご愛顧のお願い

幣機関により審査登録戴いておりますお客様の業種別登録件数は下記のとおりです。今後共、お客様のご期待にお応えし、結果として審査満足度 エクセレントの評価をいただけるよう、更に継続的改善を重ねる所存ですので、引き続き、幣機関の審査のご継続をお願い申し上げます。また、新たに品質マネジメントシステム導入をご検討のお客様は、幣機関への審査のお申し込みを、或いはご紹介を是非お願い申し上げます。

審査登録実績
(累計件数)
ISO9001:2000 458 件
業種別審査登録件数
(一部重複あり)
電気・電子 188
機械 45
化学 10
金属 92
建設 52
ゴム・プラスチック 66
サービス 47
その他 29

お問い合わせ先

ISO登録センター 品質認証室
TEL:03-3466-9741 FAX:03-3466-8388 E-mail:jetqm@jet.or.jp
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