備考 | 一般財団法人電気安全環境研究所

備考

JETは、お客様が希望される認証取得スケジュール、対象となる事業所、事業活動、従業員数等の認証範囲に係わる事項について、お客様と十分に打ち合わせを行い、審査日程を調整させていただきます。また、審査・認証に係る費用は、概算による見積書をご提示します。
JETはお客様に、アンケート形式の「労働安全衛生認証のための事前調査表」の設問に回答いただくことにより、情報提供をお願いしています。
この調査表では、認証を受ける事業所、事業活動、労働安全衛生管理体制（総括安全衛生管理者等の選任、産業医の選任、安全・衛生委員会の設置など）、労働安全衛生法施行令及び関連法令等、就業制限業務などについて設問しています。
お客様の労働安全衛生マネジメントシステムシステムの状況、程度等を事前に把握するため、お申し込みに当たって、この調査表をご提出いただきます。
JETは、審査チームを編成した後、お客様に「審査チーム」のメンバーについて承諾又は忌避の回答を求めます。お客さまの承諾を得た後、審査チームにより第１段階審査計画書が作成され、その計画書について同意又は不同意の回答を求めます。（この手順は「第二段階審査」、「サーベイランス審査」及び「再認証審査」も同様です。）
JETは、お客様の労働安全衛生マネジメントシステムを表した「労働安全衛生マニュアル」を含む、お客さまの労働安全衛生マネジメントシステムに係る管理文書を現地事前調査実施までに提出を求めます。また、これらの文書を早期に提出いただきますと、現地事前調査時に「文書審査」内容をお知らせが可能となります。
JETは、初回認証審査を実施する前に､「労働安全衛生認証のための事前調査表」のみでは危険源、事故誘因等の情報が収集できないため、危険源、事故誘因、関連法規等の情報収集と実際の活動を確認することを目的として、お客様の所在地で「現地事前調査」を実施します。
「文書審査」は、「労働安全衛生マニュアル」及び労働安全衛生マネジメントシステムに係る管理文書の記述内容が「OHSAS18001」規格要求事項を満足しているかを審査します。その結果を「文書審査報告書」によりご報告します。なお、この審査で「不適合」がある場合には、是正処置を講じて報告いただきます。
「初回認証審査（第一段階審査）」は、お客様の所在地において、労働安全衛生マネジメントシステムの実施状況を審査します。この審査では、お客様のマネジメントシステムの実施の程度が第二段階審査のための準備が整っていることを評価し、理解するとともに、第二段階審査への焦点を絞ります。審査結果は「審査所見報告書（第一段階）」によりご報告します。なお、この審査で「不適合」がある場合には、是正処置を講じて報告いただきます。
「初回認証審査（第二段階審査）」は、お客様の所在地において、労働安全衛生マネジメントシステムの実施を評価します。即ち「OHSAS18001」規格に基づく労働安全衛生マネジメントシステムの実施状況が、同規格のすべての要求事項を満足し、適合しているかを審査します。審査結果は「審査所見報告（第二段階）」によりご報告します。なお、この審査で「不適合」がある場合には、是正処置を講じて報告いただきます。
JETは、初回認証審査（第一段階審査、第二段階審査）の結果を「審査報告書」によりご報告します。
JETは、認証プロセスの妥当性を含め、初回認証審査の結果を「労働安全衛生審査判定委員会」に諮問し、同委員会は公平、かつ、厳正に審議し、その結果をJETに答申します。
JETは、同委員会の答申を尊重し、「認証」の可否を決定します。「認証」が可の場合、所定の手続きを経て、お客様と認証に係る契約を締結し、認証の証として有効期間3年の「認証証」を発行します。
JETは、認証の有効期限内に1回又は2回／年の間隔で、マネジメントシステムの適用範囲に含まれる代表的分野及び機能を監視するため、更に認証されたマネジメントシステムが要求事項を継続して満たしているかをサーベイランスにより確認します。サーベイランスの結果は、上記の「労働安全衛生審査判定委員会」において審議し、その結果をJETに答申します。JETは、同委員会の答申を尊重し、「認証維持」の可否を決定します。
このサーベイランスに係る審査（サーベイランス審査）は、お客様の所在地で実施し、認証されたマネジメントシステムに対する全面的な審査ではなく、範囲を限定して実施します。審査結果は「審査報告書」によりご報告します。
JETは、認証後3年目の有効期限内に、認証されたマネジメントシステムがすべての要求事項の継続履行を評価するための再認証を実施します。再認証の結果は、上記の「労働安全衛生審査判定委員会」において審議し、その結果をJETに答申します。JETは、同委員会の答申を尊重し、「認証継続」の可否を決定します。
この再認証に係る審査（再認証審査）は、お客様の所在地で実施し、認証されたマネジメントシステム全体に対して審査し、認証されたマネジメントシステムの継続的な適合性及び有効性、並びに認証の範囲に対するマネジメントシステムの継続的な関連性及び適用可能性を確認します。審査結果は「審査報告書」によりご報告します。