JETについて

JETは公正・中立な第三者機関として、
日本の電気製品・電気設備に関係する安全の確保・向上を支えています。

「JET」とは

JETとは、電気安全環境研究所(Japan Electrical Safety & Environment Technology Laboratories)の略で、国が行ってきた電気製品・部品・材料等の安全試験業務を引き継ぐために1963年に、試験機関として設立された団体です。
以来、皆さんが普段何気なく使用している電気製品の安全性を縁の下から支えてきました。

JETは日本国内で電気製品の試験実績数・品目数No,1を誇り、日本を代表する試験・検査・認証機関(リーディングカンパニー)であるという自負のもと、新たな製品の安全性を評価するための調査・研究と、国際提案するための規格作りにも参画するなど、日々研鑽を重ね、誠実に業務に取り組んでいます。

最近では、太陽光発電やリチウムイオン蓄電池といった新エネルギー分野の認証、スマート家電の認証を手掛け、さらには新しい分野としてロボット認証のための規格作りにも取り組んでいます。今後、介護用等のロボットが生活のなかで活躍する場面が増えてくると思われます。そこで、私たちは電機メーカーや大学教授の方々にもご協力をいただき、ロボットが安全に活躍できる環境づくりを進めています。

仕事内容

電気製品等に係る試験・検査・認証分野

電気製品・部品・材料などについて、安全基準に適合しているかどうかの適合性試験を実施しています。また、電気製品等の認証に当たっては、製造工場の品質管理体制も評価しています。

国際認証協力分野

国内の電気製品製造メーカーが海外に製品を輸出しようとすると、その国々の安全基準をクリアしている製品でないと受け入れてもらえません。そこで、JETが相手国の安全基準で試験をしたり、海外の認証機関と連携をはかることにより、メーカーの利便性向上に寄与しています。

反対に海外の電気製品製造メーカーが日本の市場に輸出しようとすると、日本の安全基準をクリアしなければ日本国内では販売できません。そこで、JETは信頼できる国外の試験・認証機関と契約を締結してその機関が発行した試験結果に基づきJETの認証マークをスムーズに発行して、国外メーカーの利便性向上にも寄与しています。

電気使用に係る安全の中核体としての諸活動

製造・輸入事業者、販売事業者、使用者などの方々に対する電気製品の安全に関する情報の普及活動(パンフレット配布、セミナーなど)。

また、国内外の技術基準・規格等の作成への参画、国際会議への出席など日本のリーディング認証機関として、積極的に活動を行っています。

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